山本由伸
彼は革命的な存在かもしれない。
肘さならせないやり投げをイメージしたフォーム
ウエイトトレーニングをしない
など現代野球で良いとされていることをしない。
それで球界トップ投手にまで登り詰めたのだ。
確かに肘しならせなきゃいけないって誰が決めたのだろうか?
野球以外の投てき競技などでは肘をあまり曲げていない。肘を曲げると肘に負担がかかるからだとされる。砲丸とか重いものならなおさら。
だったら野球ボールもそうなのかもしれない。
砲丸とかよりは軽いだけで、あれを何回も投げればそりゃ肘にくるよな、確かに。
と言いつつ、99.9%の投手は肘をしならせて投げているし、今のところそれが正解っぽいです。
常識は変わるけど、新しいものにすればいいというわけでもない。
ここが非常に大切な点です。
自分に合ったものを探す。
納得いく理論でやる。
というのが大切なんです。
時にはコーチの言う事を無視する勇気を持とう。
そういう意味では山本由伸は野茂英雄やイチローの再来かもしれない
野茂英雄やイチローもコーチからフォームを直されそうになったはず。
その時も強い意志で拒んで自分の信じた道を貫いたんだよね。
ここで大事なのは
結果出す
ということ。
自分の信じた道を貫くと決めたら集中してなるべく早く結果を出す必要がある。
そうしないと他のコーチや監督からダメ出しをされるし、活躍する機会を作ってもらえない。
今ピッチャーではアーム投げはあまり良くないとされてるが、その常識も変わるかもしれない。
さらに最近は球の回転数を重視する動きがある。
15年くらい前は逆に綺麗な回転数の多いボールより癖のある変化するボールがよいとされてきた。
メジャーに行った長谷川や吉井、伊良部がメジャーリーグから仕入れてきた本場野球の常識たった。
その情報が日本に入ったことで一時期、綺麗なフォーシームを投げる投手が重宝されない時期があった。
ツーシームのようなナチュラルに変化するボールを投げるピッチャーが主流になったのだった。
しかし、藤川球児が出てきたからその流れが変わったように思える。
あの火の玉ストレートだ。
あと球の回転数を測る機械などが開発されたことによってフォーシームの回転数の多い伸びるストレートが見直されてきたのだった。
江川卓なんかはまさに回転数の多い伸びるボールを投げるよね。