俺・・・ボクシングが好きなんす。本当に。
ボクシング好きになったきっかけは漫画「はじめの一歩」だったと思う。
はじめの一歩を読んでからパンチの打ち方などを真似てやったみたところ、なかなかいいパンチが打ててさ。すげ〜楽しいってなったわけよ。これは中学の時の話なんだけどね。
特にジャブを遊びでやってみたんだけど、周りのみんなに驚かれるくらい速かった。
ハンドスピードは本当に速かったと思うわ。
懐かしいなー。
そんなこんなでボクシングに興味が出てきた時は「ガチンコ」っていうテレビ番組が始まったわけです。
元世界ミドル級王者竹原さんがトレーナーを務める番組で、
どうしようもない不良達をプロボクサーにさせるっていうコンセプト。
真剣なんだけどコントでもあるいわばバラエティーの要素が入ってるボクシング番組でした。
ヤラセも多かったと言われてるけど、当時中学生だった俺にとっては本当面白かった。ワクワクしてましたよ。
あの頃のTBSのバラエティはおもしろかった。
ゴールデンタイムに
学校へ行こうからガチンコの流れは見事だった。
学校へ行こうの「東京ラブストーリー」で爆笑してから「ガチンコ」で不良達が吠えるのを見るという流れが面白かったわ。
で、このガチンコ全盛期に世界チャンピオンだったのが畑山隆則だったんだよね。
ガチンコはもちろん色んなテレビ番組にも出ていたし、強くてカッコいいんだよ、はたけは。
まずパンチの打ち方、ステップ、避け方やパディングなど動きに華があるんす。
カッコいいんす。
センスがあるんす。
たぶん美的センスってのがあると思うんです。
フォームに美的センスって表れますからね、スポーツ選手は。
日本中を沸かせた畑山隆則VSコウジ有沢戦を見たけど、畑山隆則の方が単純にパンチやガード、避け方など動きがカッコいいと思った。
両者に実力というか、センスの違いがあるように見えたよ。
いや、コウジ有沢さんもカッコいいんだけどね。畑山隆則と比べるとって意味ね。
龍和龍コーチと二人三脚でやってきたってのもよかったよね。
世界王者を育てた経験のある人に教えてもらえてセンスや実力だけでなく運もあるよね。
金持ちになりたいからボクシングを始めたってのがカッコいいよ。
潔くてさ。
高校野球を辞めてプロ野球選手選手になれないのが分かったやいなやプロボクサーを目指すというのがいい!
辰吉の試合を見たのがきっかけらしい